プログラマーに向いている人の特徴とは?向いていない人は諦めるべきなのか?

エンジニアに向いている人の特徴とは

未経験からプログラマーを目指して勉強している人も多いかと思います。しかし勉強を進める中で、「自分はプログラマーに向いていないのでは」と疑問に思ってしまうこともあるでしょう。

実際にプログラマーという仕事には向き不向きがあるのでしょうか?この記事でプログラマーに向いている人の特徴を解説しますので、自身の適正を再確認してみてください。

プログラマーに向いている人の特徴

まずは、プログラマーに向いている人の特徴をご紹介します。ここでは、

  • 論理的に物事を考える
  • 学習意欲が高い
  • 協調性がある
  • 根気がある

という4つについて解説します。

論理的に物事を考える

1つ目の特徴は、「論理的に物事を考える」というものです。プログラミングには、論理的な考え方が求められます。筋道を立てて考えなければ、正確なコードを書くことはできません。特定の機能を実装するためにどのようなコードを書けば良いのか、エラーが起こった時にどのように原因を追究して解決すべきか、論理的に考えていく必要があります。

学習意欲が高い

2つ目の特徴は、「学習意欲が高い」というものです。プログラマーを始め、IT系の職種には常に勉強が求められます。未経験からプログラマーになる際に十分な勉強が必要なだけでなく、常にスキルアップを目指す人の方が伸びやすく、キャリアアップも見込めます。高い学習意欲を持って継続的に勉強を続けていく人の方が、プログラマーに向いているでしょう。

協調性がある

3つ目の特徴は、「協調性がある」というものです。実はプログラマーをはじめとするIT系は、協調性が求められることが多い職種とされています。というのも、システム開発をはじめとするプロジェクトは多くの場合複数人のチームで進められるため、密なコミュニケーションが必要になるからです。そのため、協調性のある人、コミュニケーションがきちんととれる人の方が、プログラマーに向いています。

根気がある

4つ目の特徴は、「根気がある」というものです。プログラマーの仕事は、長時間机に向かって行われることも少なくありません。また、エラーの解消など、プログラマーの仕事には根気が求められる場面が多々あります。そのため、集中して物事を最後までやり遂げる根気のある人の方が、プログラマーに向いています。

プログラマーに向いていない人の特徴

プログラマーに向いていない人の特徴をご紹介します。ここでは、「コミュニケーションが苦手」「柔軟性がない」「飽きっぽい」という3つについて解説します。

コミュニケーションが苦手

1つ目の特徴は、「コミュニケーションが苦手」というものです。プログラマーとして仕事をしていくためには、周囲の人間とのコミュニケーションが欠かせません。基本的にプログラマーはチームで参画することが多いので、チーム間のコミュニケーションが取れないとプロジェクトの進行がスムーズに進まないことになってしまします。また、進捗の報告や技術的な相談など、コミュニケーションが要求される場面は多々あります。そのため、コミュニケーションが極端に苦手なままでは、プログラマーとして活躍することは難しくなります。

ただし、誤解されないようにしてほしいのは、饒舌に会話をできるようなコミュニケーションが必要なわけではありません。営業職のような上手に話題をふって、場を盛り上げるようなコミュニケーションスキルでなく、エンジニアに求められるのは、プロジェクトを進行させるために必要なことを正しく伝える力としてのコミュニケーション力が必要なのです。

エンジニアとして活躍されている方でも明るく話題を切り出して会話するよりも、黙々とプログラムと向き合っている方が好きという方も多いと思います。必要なコミュニケーションが取れるのであれば、内向的な性格かは関係ありません。

柔軟性がない

2つ目の特徴は、「柔軟性がない」というものです。プログラミングで同じ機能を実装する際にも、色々なコードの記述方法があり、スキルをフル活用してより良いコードを書くことが求められます。同じ方法に固執せず、よりよいコードを目指せるような柔軟性がなければ、プログラマーとして活躍することはできません。

多くのエンジニアは、過去に記述したプログラムを見ると、修正したくなる気持ちに駆られるでしょう。同じ結果をアウトプットするとしても、読みやすいコード、応用しやすいコードなどを追求し、柔軟な判断力が必要となるのです。

常にアウトプットへの道筋は1つしか考えていないエンジニアというのは、柔軟性に乏しく応用が効かなくなってしまいます。ゴールへ向かって実現する手法をたくさんもっているエンジニアが求められます。

飽きっぽい

3つ目の特徴は、「飽きっぽい」というものです。優れたプログラマーとして活躍するためには、継続的にコードを書き、勉強していく姿勢が大切です。また、未経験からプログラマーを目指す場合にも、長期間の勉強が必要になります。飽きっぽい人の場合、十分なスキルが身につきにくくなるため、プログラマーとして活躍することは難しくなります。

プロジェクトによっては、1年以上かけて構築するものもあったり、構築したあとも機能追加対応があったりと、長期間継続するものもありますので、途中で飽きてしまうような人だと一定のパフォーマンスを発揮できないでしょう。

文系出身者はプログラマーに向いていない?

文系出身はプログラマーに向いていない?

「文系出身者はプログラマーに向いていない」と聞いたことがある方も多いと思います。エンジニアと言えば理系、というイメージもありますが、文系出身者は本当にプログラマーに向いていないのでしょうか。

実際のところ、文系出身のエンジニアは一定数います。IT企業によっては文系出身者を中心に採用をしているケースもあるほどです。特に新卒採用の場合、企業も文理に限らず採用する場合も多いため、文系出身だからと言ってプログラマーに向いていない訳ではありません。IT業界は人手不足ということもあり、必ずしもプログラミング経験者や理系出身者だけを採用しようとは考えられていないのが現状です。

大切なのは文系・理系の違いよりも、プログラマーに向いている特徴を備えているか、プログラマーを目指す高いモチベーションがあるか、という点です。高い意欲を持った人であれば、文系出身でもプログラマーとして働くことは難しいことではありません。

自分がプログラマーに向いているか判断する方法

それでは、自分がプログラマーに向いているか判断するには、どうすれば良いのでしょうか。ここでは「適性検査」と「無料学習サイト」という2つの方法をご紹介します。

適性検査

1つ目の方法は、「適性検査」です。今日、プログラマーとしての適性を測る検査がインターネット上でも多数提供されています。

プログラマーの適正検査としては、図形を使った視覚的な検査や、文章の読解力を問う検査が実施されます。いずれも、テレビなどで目にするIQテストのようなもののため、事前に特別な知識は必要ありません。

もちろん、適性検査の結果が全てではありませんが、結果から自分に欠けているものが分かる場合もあります。未経験からプログラマーを目指す方は、勉強を始める前に適性検査を受けておきましょう。

無料学習サイト

2つ目の方法は、「無料学習サイトで実際に学習してみる」というものです。どれだけプログラミングに適性があったとしても、プログラミングにやりがいを感じられなければ意味がありません。「稼げそうだから」「手に職をつけたいから」といった理由だけでプログラマーを目指しても、続かずに辞めてしまう可能性があります。

そのため、プログラマーに興味がある方は、まず一度プログラミングに実際に触れてみることをおすすめします。現在、無料でプログラミングを体験できるサイトも増えており、プログラミングスクールでも無料体験を実施している場合があります。実際にプログラミングを体験してみて、興味を持って続けられそうか確認しておくことが大切です。

プログラマーとして成功するために必要なスキル

プログラマーとして成功するために必要なスキルとは

プログラマーは、未経験からでも目指せる職業です。それでは、プログラマーとして成功するためには、どのようなスキルが必要なのでしょうか。

マネジメントスキル

プログラマーとして成功するためには、マネジメント能力も求められます。将来的にプロジェクトマネージャーや管理職として活躍するためにも、進捗管理をはじめとしたマネジメント能力の高さはプログラマーとしての武器になります。プログラミング未経験でも、前職でマネジメント経験のある方は、プログラマーへの転職活動も有利に進められるはずです。

IT全般についての知識

プログラマーは、特定のプログラミング言語にだけ精通していれば良いというものではありません。昨今は、多様なITスキルを備えたフルスタックエンジニアが注目されているということもあり、サーバーやネットワークについての知識もあるプログラマーは重宝されます。プログラミングだけに縛られず、様々な分野に関心を持つことが、プログラマーとして活躍するための方法の1つです。

需要のある言語の習得・資格の取得

プログラマーとしてキャリアアップを目指したいのであれば、需要のある言語や、重宝される資格の取得を目指すのも方法の1つです。例えば、AIの領域で盛んに利用されているPythonや統計学を勉強してみたり、プログラミング関連の資格を取得してみたり、といった仕方で、自身の市場価値を高めることができます。いずれにしても、現状のスキルで満足せず、新しい知識を吸収していくことが、プログラマーとして活躍するためには大切です。

特に需要のあるプログラミング言語はその時々によって変化してきます。プログラマーとして活躍し続けるためには需要のあるプログラミング言語をリサーチし、常に学ぶ姿勢があることが求められます。

プログラミング言語の人気ランキングについて下記記事で解説していますのでご参考ください。

まとめ

プログラマーに向いている人の特徴についてご理解いただけたかと思います。中には、「自分には適正がないかも」と不安になってしまった人もいるかもしれません。しかし、自分がプログラマーになれるかを判断するためには、適性だけでなく、実際にプログラミングをしてみてどのような感想を得たのかも重要です。

  • 自分でもプログラミングをしてみたい。
  • もっと色々な事ができるようになりたい。

こういった気持ちがあるのならば、プログラマーを目指す資格は十分にあります。向き不向きや適正だけで判断するのではなく、好きかどうか、興味があるかどうかも大切です。

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