ハッカソンとは?目的やメリット、探し方を解説

「ハッカソン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ITエンジニアのお祭り的イベントで、徹夜で頑張る参加者の方もいるほどです。

しかし、IT初心者の方にはハッカソンという言葉は馴染みがないかもしれません。

普段はテレワークで、コミュニティの広がりに不安がある方や、未経験からITエンジニアを目指していて周囲のエンジニアのレベルが気になっている方などは特に、参加するメリットも大きいと思います。

今回は、初心者エンジニアの方にこそ知ってもらいたい「ハッカソン」について、概要や種類、メリットなどを解説いたします。

そもそもハッカソンとは?

ハッカソンについて解説

ハッカソンとはIT業界のイベントの一種で、一定期間内に決められたテーマのシステムをチームで作って競うイベントです。ここでは、アイデアソンとの違いや、ハッカソンの目的についてもご紹介します。

ハッカソンとは

ハッカソンとは、短期間内にチームでシステムを開発し、アイデアや優劣を競い合うイベントです。「ハッカソン」は「Hack(ハック)」と「Marathon(マラソン)」を組み合わせた造語です。

ハッカソンでは、エンジニアやデザイナーがチームを組んで意見やアイデアを出し合い、決められたテーマに沿って短期間(1日~1週間程度)の間にシステムやアプリを開発します。

最終日に開発した成果物を発表して競い合う、IT業界のコンテストやゲーム大会のようなイベントです。

ハッカソンの歴史は比較的新しく、90年代のアメリカで始まったとされています。GoogleやAppleをはじめとする有名企業が積極的にハッカソンを開催したこともあって、近年では日本国内でも頻繁に開催されるようになっています。

ハッカソンが開催される目的

ハッカソンの開催には様々な目的があります。大きな目的は、新規事業やサービスの創出です。様々なスキルや専門性を持った人達が集まって開発を行うため、新しいアイデアが生まれやすく、新たな事業につながる可能性が期待されています。

またハッカソンには、コミュニティの創出という目的もあります。社内外の人間とチームを組んで開発を行うことで、社内のコミュニティだけでなく、エンジニアの社外コミュニティを創出する狙いがあります。

また、IT人材の育成もハッカソンの目的の1つです。ハッカソンに参加することで、技術力が向上したり、最新技術に触れる機会が生まれたりといったメリットが期待できます。そのため、ハッカソンの開催はIT人材の育成にも役立つとされています。

アイデアソンとの違いとは?

ハッカソンと似たような言葉に、「アイデアソン」という言葉があります。アイデアソンもハッカソンと同じく、チームを組んで競い合うイベントです。

両者の違いは、ハッカソンはシステム・アプリの開発が目標になるのに対し、アイデアソンはより良く新しいアイデアを練って完成させることを目標にしています。

チームを組み、決められたテーマに沿って短期間で成果を出す、というイベントの趣旨は共通していますが、あくまでもアイデアソンはアイデアを出すことを目標にしたイベントです。また、IT業界に限定されているハッカソンに対して、アイデアソンは「新しい農村を作る」「SDGs」など、ITに限定されない様々なテーマで競い合うイベントです。

ハッカソンの種類

ハッカソンには、大きく分けて3種類あります。「一般ハッカソン」「社内ハッカソン」「産学連携ハッカソン」です。それぞれについて解説していきます。

一般ハッカソン

「一般ハッカソン」は、企業や団体が外部に参加者を募って開催するハッカソンです。ハッカソンの中では最も一般的なタイプのものです。開催する企業もベンチャーから大企業まで多様で、テーマも様々なものが設定されます。

社内ハッカソン

「社内ハッカソン」は、社内のエンジニアやデザイナーを対象にしたハッカソンです。新しいサービスを生み出すために開催される他、勉強会の一環としても開催されています。

社員の技術向上や新規事業の発案といった目的だけでなく、社内のコミュニケーションの活発化を図るという目的もあり、社内イベントとして積極的に開催している企業も中にはあります。

産学連携ハッカソン

「産学連携ハッカソン」は、企業と大学をはじめとする研究教育機関が共同で開催するハッカソンです。

最新技術や事業の研究・開発を目的としており、学生の教育にも役立てられています。2013年に東京工科大学と日本ベンチャーキャピタル株式会社が「大学ハッカソン」を開催したことが始まりで、ここ数年で多くの産学連携ハッカソンが開催されています。

エンジニアがハッカソンに参加するメリット

ハッカソンのメリットは参加者と開催者の双方にある

エンジニアがハッカソンに参加することには、「最新技術に触れられる」「すべての開発工程を経験できる」「業務の幅を広げられる」といったメリットがあります。

(1)最新技術に触れられる

ハッカソンの中には、AIやIoT、フィンテックといった最新技術をテーマに開催されるものがあります。参加するエンジニアにとっては、ハッカソンは最新技術に触れられる良い機会となります。

最新技術に詳しい専門家やエンジニアが外部講師として参加することもあるため、技術の向上も期待できるのが、ハッカソンのメリットです。

(2)すべての開発工程を経験できる

ハッカソンは、短期間のうちにチームで一から開発を行います。企画から要件定義、設計、実装、テストまでこなさなければならないため、すべての開発工程に携われるというメリットがあります。普段の業務では限られた工程にしか関われないエンジニアが多いため、別の工程について把握する良い機会となるでしょう。

(3)業務の幅を広げられる

ハッカソンでは、開発と直接関わらない業務をこなす必要があります。プレゼンテーションや企画など、普段は関わらない仕事に触れることで、自分の業務の幅が広がるというメリットがあります。

ハッカソンの開催者のメリット

ハッカソンは、参加者だけでなく開催者側にもメリットがあります。代表的なメリットとして、「組織力向上」「人材育成」「オープンイノベーション」といったところが挙げられます。

(1)組織力向上

特に「社内ハッカソン」の場合、社内の組織力向上につながるのがハッカソンの魅力です。

ハッカソンはチームを組んで行うため、メンバー間のコミュニケーションが活発になり、その後の仕事にも良い影響が期待されます。普段交流しない社員とも関わる機会が生まれ、社内の雰囲気が良くなり、組織力が高まるというメリットがあります。

(2)人材育成

ハッカソンは、チームで一から成果をあげなければなりません。メンバーがスキルを持ちよってアイデアを出し合い、優れたシステムの開発を目指します。ハッカソンの開催によって、技術だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップなど、様々なスキルが養われます。

(3)オープンイノベーション

ハッカソンには、オープンイノベーションにつながりやすいというメリットがあります。異なる専門性や技術を持った人が参加するため、多様な価値観や問題意識から様々なアイデアが生まれやすく、イノベーションにつながることが期待されています。

ハッカソンの探し方

多くのメリットがあるハッカソンですが、実際に参加するためにはどのように探したら良いのでしょうか。

ハッカソンを探す際は、ITイベントサイトやSNSを活用するのがおすすめです。ITイベントサイトでは、各地のIT系イベントがまとめて掲載されています。「TECH PLAY」や「DoorKeeper」といったサイトがおすすめです。

SNSに関しては、例えばTwitterで「#ハッカソン」等と検索すれば、ハッカソンに関連するツイートが見つかるはずです。各企業の公式アカウントが開催情報を発信している場合もあるため、有効に活用しましょう。また、参加者の感想やコメントが発信されている場合もあるため、参加の参考にするのもおすすめです。

実務の未経験者にも参加してほしい

実務未経験者にこそ参加する意義がある

ハッカソンは全ての開発工程に関われるということで、実際のITエンジニアになれた場合のシュミレーションとしても触れておくと役にたちます。

また、1つのゴールに向けてチームで進めていくので、独学やスクールで習得したプログラミング言語を使って複数人で進んでいくことの難しさや楽しさも体験することができるのです。

ハッカソンに参加したことで、得られた知識や経験は転職活動にも役に立つことは間違いないでしょう。

ITエンジニアを目指してプログラミング言語を黙々と習得しようと勉強をしていると、息が詰まることもあると思います。そんなときは、ハッカソンに参加することで、自分自身のITエンジニアへの道筋が見えてきたり、モチベーションが継続できる材料になるでしょう。

実務経験に携わったことがない未経験者にこそハッカソンに参加する意義が大きいはずです。

まとめ

「ハッカソン」は、エンジニアやデザイナーなど異なった職種の人がチームとなって、意見やアイデアを出し合いながら短期間に開発を行うITイベントです。

ゴールに向かってチームで開発を進める中で、普段は得られない刺激や新しい発見を得られるというメリットがあります。また、エンジニアにとって大切なコミュニケーション能力を養う良い機会でもあります。

ハッカソンはイベントタイプのものばかりではなく、企業が教育の一貫として開催している場合もあります。転職を考えている場合は、企業開催のハッカソンに参加することで、その企業の理解を深めるのも企業分析として有効です。

エンジニアとしてのキャリアに役立つ気づきもあるはずです。経験が浅いエンジニアの方も、ぜひ参加してスキル向上やキャリアアップに役立ててください。

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