クラウドエンジニアが取るべき資格10選 取得の利点やメリットを紹介

近年のIT業界では、AWSを始めとするクラウドサービスの活用が多くみられ、クラウドエンジニアの求人も増加傾向にあります。
そのため、クラウドエンジニアの需要が高く、クラウドの知識を増やしたいエンジニアは多くいます。

ここではクラウドエンジニアはもちろん、クラウドエンジニアを目指している人向けに、資格取得の利点やメリットを解説します。

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クラウドエンジニアに資格は必要か

クラウドエンジニアに資格は必要なのか?

そもそもクラウドエンジニアに資格は必要なのでしょうか。ここでは、クラウドエンジニアの仕事内容の紹介と資格の選び方を紹介します。

クラウドエンジニアとは?

クラウドエンジニアは、「Amazon Web Services(AWS)」や「Google Cloud Platform(GCP)」 をはじめとするクラウドサービスを活用することに特化したITエンジニアです。
クラウドサービスで定義されているクラウド上のサーバやネットワーク、データベースを設計・構築を行います。運用が開始されている場合、定期的な整備や保守、セキュリティ強化などの業務があります。

クラウドエンジニアの資格はどう選ぶ?

クラウドエンジニアになるためだけであれば、特定の資格は必要ではありません。
しかし、資格を取得することで、自分のスキルを客観的に証明できるため、転職時や給与交渉の際に有利になります。
どのような資格を選ぶかは、現在の業務やもっている知識、目指す方向などを総合的に判断します。
まだイメージが湧かない人は、後述する基礎レベルの資格からチャレンジしてみましょう。

【基礎】クラウドエンジニアを目指す人におすすめの資格

レベル別にクラウドエンジニア目指す人におすすめの資格を紹介します。
ここではITエンジニアとしてのあまり実績がない、基礎レベルの資格概要を3つ紹介します。

情報処理技術者試験

基礎レベル1つ目のおすすめ資格は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験を紹介します。
IT人材のスキルと体系的に証明できる国家試験で、入門レベルのITパスポートから高度レベルの試験に分かれています。
クラウドエンジニアに限らず、IT業界で働くのであれば、取得しておきたい資格です。
取得におすすめの基礎資格は、基本的なIT知識を網羅的に問われる基本情報技術者試験です。

シスコ技術者認定

基礎レベルの2つ目のおすすめ資格は、世界的なネットワークメーカーのCisco Systems(シスコ社)が実施するシスコ技術者認定(CCNA)です。
ネットワーク関連の基礎知識やスキルを証明する資格で、ネットワーク設計や構築、運用に関する知識を問われます。
世界的に認知された資格試験であるため、外資系企業での勤務に興味がある人にもおすすめです。

Linux技術者認定試験

基礎レベルの3つ目のおすすめ資格は、Linux Professional Institute(LPIC)が実施するLinux技術者認定試験です。
資格勉強を通して、サーバ構成・管理やシェル操作などについての知識を学べるため、クラウドエンジニアやインフラエンジニア志望者に人気がある資格です。
サーバやネットワークに関する理解が足りないと感じる人にもおすすめです。

【中級者】クラウドエンジニアを目指す人におすすめの資格

次にクラウドエンジニア中級者におすすめの資格になります。
すでにITエンジニアとして働いている人や、基礎知識を習得した人向けの資格を具体的に紹介します。

AWS認定資格

中級レベル1つ目のおすすめ資格は、クライドサービスを提供するAmazon Web Service(AWS)社が実施するAWS認定資格です。
AWSサービスに関する知識を問われる設問が多いですが、実践的なシナリオ問題が多いのが特徴です。
レベルは入門であるアソシエイトから専門まで、分野に分かれているため、学びたい内容で資格にチャレンジするのがいいでしょう。

Google Cloud認定資格

中級レベル2つ目のおすすめ資格は、Google社が実施するGoogle Cloud認定資格です。
AWS認定資格同様に、Google Cloudに関する設問が多く、開発業務に従事する人やデータ分析を担当する人にもおすすめです。

Microsoft Azure認定試験

中級レベル3つ目のおすすめ資格は、Microsoft社が実施するMicrosoft Azure認定試験です。
AzureポータルやARMテンプレートに関する知識が求められます。
Microsoft社が実施していることもあり、Windows Serverの知識も得られ、企業内でOffice365と連携している企業に勤めている人にもおすすめです。

Alibaba Cloud認定試験

中級レベル4つ目のおすすめ資格は、Alibaba社が実施する Alibaba Cloud認定試験です。
ECSやOSSなど、アリババ独自サービスについての出題が多いという特徴があります。
Alibaba社は中国の企業であるため、アジア市場での強みがある資格です。

CompTIA認定資格

中級レベル5つ目のおすすめ資格は、米国の非営利IT企業団体が実施するCompTIA認定資格です。
クラウド基盤や運用、トラベル発生時の対応など、総合力を問われます。
マルチクラウド環境に携わる人や一度クラウド知識を習得した人にもおすすめです。

CCSP認定試験

中級レベル6つ目のおすすめ資格は、クラウドファーストを推進するISCが実施するCCSP認定試験です。
2015年に開始された試験で、比較的新しい試験ですが世界的にも有名な試験でクラウドのセキュリティ領域に特化した試験です。
そのため、セキュリティガバナンスやリスク管理、法的問題に関する知識が習得できます。

【上級者】クラウドエンジニアを目指す人におすすめの資格

最後に上級者向けのクラウドエンジニアのおすすめ資格です。
紹介する2つの資格はクラウドエンジニアだけでなく、他のITエンジニア職種も高評価を得られる資格であることもポイントです。
ぜひステップアップの参考にしてください。

ネットワークスペシャリスト

上級者レベル1つ目のおすすめ資格は、ネットワークスペシャリスト資格です。
基礎レベルの1つ目で紹介した国家試験である情報処理技術者試験の高度試験の1つで、ネットワークに関する知識が問われます。
高度試験であるため難易度が高いですが、取得できた場合、ネットワーク分野の専門家としてのスキルを証明できます。
ネットワークエンジニアが目指す資格の1つでもあります。

情報処理安全確保支援士

上級レベル2つ目のおすすめ資格は、情報処理安全確保支援士です。
前述したネットワークスペシャリストと同様、国家試験となります。
サイバーセキュリティ分野の専門家の育成を目的としており、試験問題もセキュリティ対策の推進や支援に関する知識が問われます。

クラウドエンジニアが資格を取得するメリット

クラウドエンジニアが資格を取得するメリット

クラウドエンジニアになるためには資格の取得が必須か、疑問に思われた人もいるでしょう。
クラウドエンジニアになるために資格は必須ではありません。
しかし、資格を取得することで得られるメリットが多くあります。

技術や知識の証明になる

資格取得の最大のメリットは、その分野に関する技術や知識、スキルを有することの客観的な証明になることです。
業務経験のみでは採用や評価する人が、その情報だけでスキルの有り無しなどを正しく判断ができないため、資格は分かりやすい指針になります。
すでに業務経験を積んでいる人も資格学習を通して、自身の知識の偏りなどを確認できるため、おすすめです。

年収アップ・キャリアアップを目指せる

企業によっては、資格手当が支給され、昇進につながることがあります。
資格が全てではありませんが、資格でスキルの裏付けがあることによって重要なポジションを任されることもあります。
年収アップにも繋がる可能性があるため、勤める企業でどのような資格手当があるか確認してみましょう。

資格を有効活用してクラウドエンジニアとしての専門性を高めよう

クラウドエンジニアとして活躍するために、資格が必ず必要ではありません。
しかし、クラウドサービスが主流になることが予想されているため、クラウドエンジニアの将来性は高いです。
そのため、クラウドエンジニアとして取得した資格は、長く活用できるため、資格取得は有利に働くことが多いでしょう。
すでに実務に従事しているクラウドエンジニアも、資格を取得することで豊富な知識がアピールでき、年収アップや高い評価を得られる可能性があります。
クラウドエンジニアの資格は、動画や書籍を活用した独学でも、スクールのどちらでも取得することができるため、自身に合う勉強方法で取得を目指しましょう。
資格でスキルを証明し、目指すキャリアに近づく一歩になります。

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