Python認定試験とは?転職・収入UPに役立つのか

Python認定試験とは

今後さらに重要度が増していくといわれるAI技術をはじめ汎用性があることから、様々な分野で重視されているPython。

急激にエンジニアの数も増えてきており、人気のプログラミング言語としての地位を確立しています。

独学でも身につけやすい言語といわれるPython、言語別にみても高収入上位のプログラミング言語ですが実力がアピールできなければ思うような収入にはつながりません。

収入につなげ、またPythonエンジニアとしてキャリアアップしていこうと考えるのに認定試験の取得は確実にメリットになります。

今はまだ認定資格に合格している人もそれほど多くはないものの、着実に受験者数が増加している今だからこそ、認定資格取得はあなたのエンジニア人生にとってメリットになるでしょう。

ここではどのようなPython認定試験があるのか、どのような試験なのか、勉強方法としておすすめのものなども紹介していきます。

本当にそれで収入がUPするのか?という疑問解消のためプログラミング言語別の最新収入ランキングも紹介しますのでチェックしてみてください。

そもそもPythonとは

Pythonはweb開発から人工知能と広い範囲で使用できる汎用性が高い言語です。

世界最大のIT企業であるGoogle社でも「わが社の3大プログラミング言語である」と公言しており、Java、C++など長く開発現場で用いられる言語と同様に注目されています。

Pythonはソースが見やすくわかりやすい、ということもあり自力での習得もしやすいプログラミング言語の1つです。

AI(人工知能)だけでなく近年重要度が増しているビッグデータ解析などの場でも標準言語として使用されており、今後より一層重要度が増していくことが考えられます。

 Pythonの現状と将来性 はどうなのか

Pythonの現状と将来性

※画像引用元:index | TIOBE – The Software Quality Company

TIOBE Softwareによる2021年5月の発表で、「2021年5月のTIOBE指数(プログラミング言語の人気度)」の結果Pythonが2位になったとしています。
同じ調査で2021年2月の時点ではPythonは3位でしたので返り咲きの結果でした。

プログラミング言語の人気度でこのような動きがある、ということは上位のプログラミング言語が拮抗し、それぞれが重視されているということも分かりますね。

他の言語と比較しても習得しやすさだけでなく汎用性が高く利用シーンが限られないのもPythonの強み。

またそれとあわせてPythonが主要言語とされているAI開発も活発になっていく事業ですから当然の結果ということもできるでしょう。

今後も含めて重要な言語の1つとしてPythonが注目されていくことになるのは間違いなさそうです。

Pythonの資格試験は3つある

Pythonの実力がどの程度あるのかをはかる認定試験は3つあり、2つは国内認定試験、1つは海外の認定試験(初心者レベルは試験範囲は国内と同じ)になっています。

それぞれどのような認定試験なのか概要を見てみましょう。

<日本国内で受験できる資格>

Python3エンジニア認定基礎試験

Pythonエンジニアとして基本的な知識があり、実践に生かすことができるかどうかを問う出題です。
出題はオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」から行われますが、詳しい出題傾向については 公式ページ を参考しましょう。

出題形式CBT方式(マウス選択問題)
試験時間60分
問題数40問
合格ライン70%
受験料金11,000円 / 学割価格 5,500円
合格率77%

Python3エンジニア認定データ分析試験

Pythonエンジニアとして基本的な知識だけでなく、データ分析の知識とスキルが問われる出題です。

出題は翔泳社「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」から行われますが、詳しい出題傾向については 公式ページ を参考しましょう。

出題形式CBT方式(マウス選択問題)
試験時間60分
問題数40問
合格ライン70%
受験料金11,000円 / 学割価格 5,500円
合格率非公開

Python3エンジニア認定データ分析試験については2020年6月から開始されたためか2021年6月時点では合格率が非公開でした。

<海外の資格試験>

Python Certifications

国際的なPython認定試験なので試験問題は全て英語です。
難易度別にエントリーレベル、アソシエイト、プロフェッショナル1、プロフェッショナル2の4段階に分かれています。

エントリーレベル

エントリーレベルでは基礎的な知識が問われ、Python3エンジニア認定基礎試験と同じ出題範囲。

試験時間45分
問題数30問
合格ライン70%
受験料金59USD

アソシエイトレベル

エントリーレベルに加え、セマンティクスなどより実践的なコーディング・オブジェクト指向スキルが求められる。

試験時間65分
問題数40問
合格ライン70%
受験料金295USD

プロフェッショナル1

科学・数学的知識とより高度なオブジェクト指向スキル・GUIプログラミングが求められる。

試験時間65分
問題数40問
合格ライン70%
受験料金195USD

プロフェッショナル2

デザインパターン・ネットワークプログラミング・Pythonパッケージの構築と配布スキル、データベース接続が問われる。

試験時間65分
問題数40問
合格ライン70%
受験料金195USD

国内Python認定試験の受験者数

Pythonエンジニア認定基礎試験とPythonエンジニア認定データ分析試験を運営している一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会(本社:東京都世田谷区)によると、試験開始から3年2か月で累計受験者数はが1万人に到達したと発表しました。

2018年時点では1,273名だったことを考えると、その後2年で急激に認知され、受験者が増えていることになります。

 Pythonの資格を取得するとメリットがあるのか

Pythonの資格を取得するメリットとは

このような認定資格には余り意味がないとネガティブな意見も多いのですが、Pythonの資格試験を取得することはこのようなメリットがあります。

  • Pythonのスキルレベルの証明になる
  • 汎用性が高く様々な案件で用いられる需要の高い言語を習得できる
  • ニーズのある言語を習得していることで転職やフリーランスとしての活動が有利になりやすい
  • 収入UPにつながりやすい

プログラミング言語の中でも独学で習得しやすいとされているPythonですが、実務経験なしで案件獲得をしようと思うと難しいのも現状です。

せっかくPythonを勉強したのに案件獲得につながらない…そんな状況を打破するのに資格習得が有効な手段となります。

Pythonは今まさに需要が伸びている言語の1つであり、言語別にみても高収入となっている言語です。

希望にあった企業への転職を叶えるためにも実務経験がないなら、資格試験合格でアピール材料を持っておくことがいかに有利かは皆さんもおわかりでしょう。

フリーランスとして実務経験なしで案件獲得、となると獲得につながらなかったり、獲得したものの単価が低いなどの可能性もあります。

まずは資格試験を取得したうえで実務経験を積み、その上で希望条件での案件獲得を目指すと良いでしょう。

Python習得アピールで年収は上がる(言語別年収ランキング)

Pythonの資格を持っていることで年収は上がるのか、それについては言語別収入ランキングのデータが参考になるのでご紹介します。

2020年時点のDODAがおこなった年代別・言語別収入アンケートの集計結果になります。

<20代>

順位プログラム言語年収
1位R言語476万円
2位Scala440万円
3位Object-C407万円
中略
7位Python403万円

<30代>

順位プログラム言語年収
1位R言語569万円
2位Scala562万円
3位Object-C555万円
中略
7位Python546万円

<40代>

順位プログラム言語年収
1位R言語753万円
2位C++ 633万円
3位Python624万円

上記を見ると、20代ではまだ実務経験が短いことなども関係していることもありますが、実務経験を重ねた30代40代の年代では上位と僅差のランキングで5位、3位となっています。

世界最大のIT企業といわれるGoogle社でも「自社の3大プログラミング言語」と公言するように、Pythonを重視していることがわかります。

汎用性がある言語、ということもポイントで様々なシーンで使えるからこそ、今はAIで特に注目の言語とされるPythonも今後さらに活躍の幅を広げていくことは想像できます。

フリーランススタート調べによると2020年6月時点ではPythonエンジニアの平均年収は889万円、というデータもあります。

今も人気ですが今後より活用されていくであろうPythonを習得することでエンジニアとしての年収UPも望めるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

Python認定試験の効率的な勉強方法

Python習得、そして認定試験合格のための効果的な勉強方法について紹介します。

  • 書籍で勉強する
  • eラーニングを活用する
  • スクールで教えてもらう

書籍の場合には資格試験のところでもお伝えしたように出題範囲の指定書籍があるため、それを中心に学ぶのがおすすめです。

  • 『Pythonチュートリアル 第3版(オライリー・ジャパン)』(税込2,928円)
  • 『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(翔泳社 刊)』(税込2,678円)

またPythonの基礎を実務に生かせるように習得したい、という方ならオンラインで受講できるUdemy(現役シリコンバレーエンジニアによるもの)のようなスクールもあります。

そのほかPythonに限らずプログラミング言語習得に利用されているTeckAcademyでもPythonで機械学習を習得するためのスクールなどが開設されています。

資格を取得するのがまず最初の目的ではありますが、せっかく学ぶならしっかり手を動かして実務に生かせるような習得が良いと考えるなら、指定書籍とスクール・eラーニングを併用するのがおすすめです。

Pythonの資格を習得してキャリアアップを狙おう(まとめ)

ここまでPythonとはなにかに始まり、収入・キャリアアップにつなげるためのPython習得度アピールにつながる認定試験について解説してまいりました。

せっかく習得してもキャリア・収入に結び付かない…そのような悲しい事例にならないためにも、一定水準をクリアできるスキルがあると照明できる認定試験合格はおすすめです。

また認定試験の勉強をする段階でもPythonの基礎を自然と習得することができます。

テレワークが盛んになってきている現代のIT業界においての転職時のアピール材料にもなるので、ぜひ検討してみてください。

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